こんにちは、「いちななナビ!」運営者のりょうです。
今日は僕が受験勉強をしていた時に、大の苦手だった現代文と格闘しながら学んだ判断力の高め方についてご紹介します。
実は優柔不断で、日常的に悩んでしまうことが多い……。
そんな方に読んでもらいたい記事です!
僕自身、かつては友人とファミレスに行くと、いつも最後までメニューに悩んでしまう優柔不断のプロでした。
そんな僕が現代文から学んだ考え方を応用して、明らかに迷う機会が減った方法をお伝えできればと思っています。
入試現代文から学んだこと

結論から言うと、重要なのは「最初から自分で答えを持っておく」ということです。
「そんなこと出来たら苦労しないじゃん」と思った方も、もう少しお付き合いください。
入試現代文、特に私立系の選択回答式の問題を解く際は、選択肢が絞り切れず最後の2択で迷ってしまうことも多いですよね。

「最初の回答変えたら、変える前が正解だった」なんてこともあるはず
僕も現代文が苦手だった時、この最後の2択をことごとく外していました。
しかし、あることに気づいたときから、それが変わります。
「解くことだけを意識しているから、解けないんだ」
解く以前に、読んで理解することの重要性に気づいたのです。
そこで僕は、まずは時間を気にせず、本文の内容を自分が説明できるくらい理解するということにフォーカスすることにしました。
(*今回現代文と言っているのは主に評論文です。)
深く理解したら、次に問題文を見ます。
この時、まだ選択肢は見ません。
自力で考えるのです。
問いに対して、本文の内容から、自分のコトバで説明するならどう答えるかを考えるということです。
それが終わったら、今度は自分が出した答えに一番近いものを選択肢の中から選びます。
これを意識したところ、模試や過去問での現代文の正答率は大幅に上がりました。
入試現代文を応用して判断力を上げる

長々と書いてきましたが、読んでくださりありがとうございます。
ここからは、本題である判断力向上に今まで説明したことを応用する方法をご紹介します。
この方法は、とてもシンプル。
「自分は何が好きで、何をしたら喜び、どんな考えに基づいて行動しているのか」
これをしっかりと知るということです。
これは意外と簡単なことではないのは、みなさんもお分かりだと思います。
ですからおすすめは、「感じた時にメモる」こと。
「わたしはこの考え方が好きだな/好きじゃないな」
「俺は○○すると嬉しくなる/退屈になる」
「自分的にこういう奴はかっこいい/ダサい」
などなど、何か思ったらとりあえずスマホにでもメモってみるといいでしょう。
もちろん、すべてのことに対して自分の意見を持つということは不可能です。
ただ、普段からメモっておけば、先程も述べた「自分は何が好きで、何をしたら喜び、どんな考えに基づいて行動しているのか」が徐々に明確になってきます。
なぜなら文字に残っているから。
これを続けていくと、何かを選択するときに、自分の中の基準をもとに判断できる機会が増えます。
アメリカの行動心理学者マクスウェル・マルツによると、人は物事を習慣化するのにだいたい21日間かかるそうです。
これを習慣化するためにもまずは、「感じた時にメモる」を繰り返してみてください。
その時メモれる状況でなければ、後からでも構いません。
とりあえず、文字に起こすことが重要なのです。
勉強以外で、こんな記事も書いてます⬇️⬇️⬇️
判断は瞬発力じゃない

「とっさの判断」という言葉から分かるように、判断とはしばしば瞬発力と捉えられがちです。
「試験で残り時間が少ないのにまだ大問2問残っている、どっちから解こう」
「サッカーでボールを受けたが、相手が来ている。ドリブルにするか。パスを選ぶか。」
様々な場面で求められる「とっさの判断」ですが、判断自体はまさに氷山の一角です。
その判断の裏にあるのは、積み上げられた知識や経験。
だからこそ「良い判断」をするためには日ごろからの準備、習慣が大切だということです。
これが「感じた時にメモる」習慣が大きな力を持つ理由です。
一緒に「良い判断」ができるようになっていきましょう。
判断は、瞬発力じゃない。
行動心理学者マクスウェル・マルツについて
気になる方はこちらに詳しく書かれてありました。(外部リンク)
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